GLOSSARY
用語集
PAN系炭素繊維 |
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ポリアクリロニトリル(PolyAcryloNitrile)を原料とした炭素繊維。特徴として高強度な炭素繊維が多い。 |
主な国内メーカーは東レ、帝人、三菱ケミカル。 |
ピッチ系炭素繊維 |
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石炭ピッチ、石油ピッチを原料とした炭素繊維。特徴として高弾性な炭素繊維が多い。 |
主な国内メーカーは三菱ケミカル、日本グラファイトファイバー。 |
マトリックス |
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複合材料の強化繊維が組み込まれる母材で、熱硬化CFRPのマトリックスはエポキシ樹脂が多い。 |
CFRPの耐熱、耐薬品性、対候性はマトリックスで決まる。 |
プリプレグ |
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熱硬化樹脂を含侵し、半硬化状態にした材料。シート状のものが一般的。炭素繊維を一方向のみに並べたUDと、炭素繊維を編んだクロスが多く販売されている。 |
UD |
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Uni Directionalの略。一方向のみに炭素繊維を配向した材料。 |
クロス |
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炭素繊維を編んだ材料。織り方や繊維束で種類が変わる。一般的には平織り、綾織り多い。 |
トウ(長繊維束)は1000本(1K)、3000本(3K)、6000本(6K)、12000本(12K)があり、この束は炭素繊維の製造に依存している。 |
バキュームバック |
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フィルムでシールされた積層品を密閉しフィルム内を真空にすることで大気圧で加圧する。 |
オーブン |
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未硬化の樹脂を加熱硬化させる設備。 |
オートクレーブ |
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バキュームバックされた積層品を加熱硬化させる設備。 |
オーブンとの違いは空気等の圧縮気体にて大気圧以上の圧力で加圧が可能。 |
CFRP |
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Carbon Fiber Reinforced Plastic(炭素繊維強化プラスチック)の略。樹脂と炭素繊維を組み合わせた複合材料。 |
樹脂はエポキシ樹脂のような熱硬化樹脂が多く用いられるが、 |
熱可塑樹脂を用いたCFRTP(Carbon Fiber Reinforced Thermo plastics)と呼ばれている。 |